実践的な参考書も読み始めました
薬剤師を目指す方へ
医師になるには敷居が高いが、薬学によって人々を助けたいと願う方も少なくありません。
昨今は、新型コロナウイルスの影響により、薬学の道を志す方も増えているようです。
そこで、薬剤師を目指す方へのアドバイス。薬剤師になる為には、国籍に関係なく年齢制限や未経験の方でも、国家試験さえ合格すれば、どなたでも薬剤師になることができます。
ただし、その条件は厳しく、まずは薬科系・薬学部の大学に、6年間通う必要があります。
さらに、薬剤師国家資格を受検し、合格する必要があります。
ただし不合格になっても、1年後に再チャレンジすることも可能です。また、薬剤師として、就職することも条件の一つとして挙げられるでしょう。
社会人で薬剤師を目指す人へ
冒頭で解説したように、社会人であっても薬剤師を目指すことは可能です。
ただ、薬科系・薬学部の大学に、6年間通わなければならないのはちょっと、とお考えの方もいらっしゃるはずです。
しかし、ご安心ください。
すでに、一般の4年制大学を卒業している方であれば、学部が異なっていても、編入試験によって3、4年次からの編入が可能だからです。
ただし、学科によっては、条件が異なる場合もありますので、各薬学系の大学へ問い合わせる必要があります。
途中編入は、大幅に時間を短縮できるメリットがあるうえ、社会人編入試験については、化学や生物および、小論文などが多いため、的を絞って受験することができるからです。
ただし、募集定員も限られていることもあり、詳しくは学校に直接問い合わせる必要があります。
多様化する薬剤師の手腕
薬剤師を目指す為には、様々な薬学についての知識が学ばなければなりません。
もちろん、これら専門の意識は、大学で学ぶことになりますが、昨今は薬剤師の手腕も重視されているからです。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、少し前までは薬の処方は病院で行われており、病院でお薬をもらうのが常でした。
薬剤師の多くは病院に勤め、基本的には処方に対して、患者さんにお薬をお出しするのが仕事でした。
しかし現在では、病院と薬局は完全に分業となり、薬局の薬剤師として様々な患者さんに、対応しなければなりません。
したがって、これまでの薬の知識だけではなく、様々な書籍も参考にしていく必要があるのです。
知識を増やせる実践薬学の本
かかりつけ薬局があるように、薬剤師も個々の患者さんに応じて対応していく必要があります。
これは、お薬の処方に関する対物的なものだけではなく、精神面のケアなども現場では求められています。
そこで、お勧めするのが、知識を増やせる実践薬学の本です。
これらの本の中には、服薬指導などのマニュアル本からキャリア関係の本まで実に様々です。
患者さんによっては、初期的な知識しか持たない方も多く、指導者といった立場から、お薬のことを教えてあげる必要があります。
こうした、実践薬学の本を始め、自身のスキルアップにも役立ちますので、ぜひ読んでいくことをお勧めします。