思考力を鍛えよう

今話題のロジカルシンキング

今、話題のロジカルシンキングをご存じでしょうか。ロジカルシンキングとは、いわゆる論理的思考の事で、簡単に言えば、複雑なものを整理し、シンプルにしていく思考方法の事です。
思考とは、いわば課題解決の力の事で、思考力をアップさせることにより、あらゆる業務をこなすうえでのベースとなる論理的思考を容易にします。

人間考えることをあきらめれば、自身の進歩も途切れることを、実感している方もいらっしゃるかと思います。
思考つまり、ロジカルを鍛えることにより、様々な問題の解決策を考える場面で、大いなる力を発揮します。
思考力の強化により、幅広いビジネスシーンで役立つほか、窮地に立った際にも精神面ではなく、論理的思考に基づいた行動を行えるようになります。

思考力を鍛えるトレーニング

実をいうと、思考力を鍛えるトレーニングといっても、そんなに難しく考えることはありません。
なぜなら、思考力は遊びや日常生活でも、自然と身につくものだからです。
ただし、思考力を鍛えるためには、何事にも疑問をもつ姿勢が大切です。

例えば、なぜ人は毎日歯を磨かなければならないのか、おふろにはなぜ帰らなければいけないの ? など日常生活の中で、常に疑問をもつことこそ大切なのです。
私たちは、普段の生活の中でも、社会の常識にとらわれがちです。
考えるだけなら、人にも迷惑をかけませんので、まずは様々なことを疑問に思う中で、条件を追加したり、ルールを変えて遊ぶという考え方を身に着けていきましょう。

「考える薬剤師」の需要は増している

私たちの職業の中で、薬剤師といった薬学に特化した職業があります。
日本で薬剤師になる為には、国家試験である薬剤師の資格を持たなければなりません。
薬剤師を目指すためには薬科大学に入学し、6年間の薬学の知識を学ばなければなりません。

しかし薬剤師の場合、単に薬剤の知識を持ち、薬を調合するだけではなく、様々な技量が必要となってきます。
そのような中で、冒頭に述べたように、薬剤師に必要とされるスキルの一つに、ロジカルシンキングがあります。
考える薬剤師の力により、医師だけではカバーしきれない部分をサポートし、世の中の患者たちを支える役割として、現在需要が高まっています。

思考力を鍛えるメリット

以前から、コンピューターを導入した教育が行われてきましたが、2020年度よりプログラミング教育が必修化されることになりました。
理科の授業では、計算問題が増えたり、社会では理由や目的を問う問題が増え、様々な授業で算数的な思考力をつのトレーニングが行われることになります。

思考力を鍛えることにより、あらゆる物事に対して、多角的/多面的にとらえて考えるようになり、平面/空間の形や動き、方向の変化を認識する力を身につけることができるようになります。
こうしたトレーニングは、私たちの生活面でも役立つほか、社会に出てビジネスの面など、あらゆる場面で自信を向上させるスキルとして役立つことでしょう。