履歴書の書き方を知ろう!

履歴書の重要性

履歴書は、転職活動や求職活動に必要不可欠なもので、最近では職務経歴書と一緒に出すのが常となっています。
履歴書の重要性は、履歴書を出す側ではなく、提出された側にあります。
履歴書は、本人情報そのもので、選考する側にとって、応募者の基本情報となるものです。
また、採用後には、本人の人事情報として保管されるため、就職が内定した後にも重要な書類となるわけです。

履歴書は、基本的に手書きで書きますが、主な記入する内容は以下の通りです。
・日付
・氏名
・生年月日
・現住所
・電話番号
・連絡先
・学歴
・職歴
・免許/資格
・特技/趣味
・自己PR
・志望動機
・通勤時間

基本的な履歴書の書き方

大学を卒業し、薬剤師の国家試験の取得に成功したなら、次に目指すのは医療施設や薬局など、自分のスキルを生かした就職活動ということになります。
薬剤師向けの履歴書の書き方としては、以下の項目に注意しながら作成していきます。

・日付
郵送の場合はポストに投函した日付、直接持参する場合は当日の日付を記します。
・写真
履歴書用に髪形を整え、スーツ姿で撮影します。
・現住所/連絡先/電話番号
住所は都道府県名から書き、アパートやマンション面も正確に記します。
連絡先が、現住所と同じ場合は「同上」とします。電話番号は、確実に連絡が取れる電話番号を記します。
・学歴
まとめて記載しますが、中学卒業年次から記し、学校名も省略せずに書きます。

薬剤師向けの履歴書の書き方

・職歴
転職の場合にまとめて記入します。
最後の行には、右端に「以上」と書いて締めくくり、会社名は正確に、昇進や異動の場合も記載します。
退職理由も記載しますが、自己都合の場合は「一身上の都合により退職」、会社都合の場合は「会社都合により退職」するのが常です。

・免許/資格
免許や資格の取得年は必ず記載します。
すでに、薬剤師の資格をお持ちの方ならその取得年、薬学生の場合は「取得予定」と記しておくとよいでしょう。
また、業務に関する資格、認定薬剤師やケアマネージャーなどの資格は、よいアピールになります。

・趣味
スポーツが趣味などで、活躍機会いがあれば、大会出場経験や記録などを記載しておくとよいでしょう。
・志望理由
より具体的に、応募する熱意が伝わるように書きます。
・本人希望
勤務地/勤務時間/入社日などの希望があれば書いておきます。

履歴書記入のポイント

面接の場は、ご自分をアピールする絶好の機会となります。
しかし、書類選考などの場合、一次選考に漏れてしまい、面接の機会が訪れない可能性もあります。そこで必要となってくるのが、履歴書によるアピールをいかに行っていくかという点です。

履歴書には、資格や免許/趣味や志望理由など、アピールを記載できる場所がいくつか設けられています。
実際の面接の場で、アピールすればいいやなどとは思わず、こうした履歴書の内容についても積極的にアピールしていきましょう。