マインドマップを自分を知るのも一つの手

マインドマップで自分をより深く知ろう

マインドマップを作成したことはありますか?
マインドマップとは、自分の思考や感情を頭から取り出してマップ上でわかりやすくまとめる自己分析の1つの方法です。
就活はもとよりビジネスシーンでも使われることがある方法なので、作り方をマスターしておきましょう。
自己分析になぜマインドマップが有効なのか、主なメリットは「簡単であること」「保存や見直しができること」です。

マインドマップは、思ったこと、感じたことをただ紙に書き出すというオーソドックスな方法で、直感的に行う方法です。
「褒められたことを書き出す」ように、なにかを一生懸命思い出したり、ひねり出す必要もありませんので、いたって簡単に取り組むことができます。
また、大きな紙にペンで書き出して情報をまとめる方法なので、見直しも保存もいつでもできます。

マインドマップの書き方

マインドマップを実際に作ってみましょう。
まずは主題となるテーマを決めるのですが、自己分析をするにあたり大きなテーマである必要がありますので、「自分」「学生時代」などに設定します。
主題が決まったら紙の中心に書き、そこから小さな副題へと派生させてイメージを徐々に膨らませていきます。
「自分」が主題なら、「部活」「勉強」「バイト」といった具合です。

思考的な自己分析をしたい場合には、「好きなこと」「嫌いなこと」などの設定が考えられます。
副題が決まったら、「なぜ?」を考えてみましょう。
「好きなこと」に「体を動かすこと」と回答した場合、さらに「なぜ?」を考え、続けていきます。
最終的に出た回答から、自分がどんな人物像なのかが理解できるというわけです。

マインドマップを作るときのポイント

ただ闇雲に書き込むよりも、わかりやすく作成することで考えがまとまりやすく、出来栄えが違ってくることがあります。
マインドマップを書くときには、まず大きな紙を用意するようにしてください。
マップを膨らませていくと情報量が多くなりますので、小さいとまとまりきらず2枚、3枚と増えてしまいます。
大きな紙1枚の方が見直しもしやすいですし、全体像をひと目で確認できますので自己分析しやすくなります。

また使用する文字はシンプルに、簡潔に書くことを心がけましょう。
マインドマップのポイントは見やすく作ることなので、長文を書くと1枚に収まらなくなります。
さらに言えば、単色で作るのではなく、色を入れたりイラストを描き込んだりして視覚的にも情報を加えていくとより見やすくなりますのでおススメです。

誰かに見せるために作成するわけではありませんので、上手い下手は関係ありません。
自分で見て情報を整理するためのものなので、色でアクセントをつけたり工夫してみてください。