面接で受かるには自分の長所を理解しておくことが必要

自分の長所がわからない人へ

就活に向けて、「自分の長所ってなんだろう」と悩んでいる学生さんも多いことでしょう。
誰にでも1つは長所があると言いますが、いざ質問されるとコレという長所をすぐに答えられないものです。
ですが面接では長所を聞かれることも多く、自己アピールをするためにも必要な要素となるため、就活に向けて自分の長所をきちんと理解しておきましょう。

長所の見つけ方として、自分を客観的に見る方法があります。
自分と他の人と異なる点はなにか、自分の人物像について考えてみてください。
もちろん自分を完全に切り離して考えることは難しいと思いますので、他人目線で自分を観察するという意識をしてみるとよいでしょう。

短所を書き出す方法も定番で、長所と短所は表裏と言いますので、ある面から見ると短所でも、違う味方をすると長所になるという考え方です。
例えば「静かでおとなしい」ことを短所と捉えたとして、味方を変えれば「落ち着いていて冷静な判断ができる」という言い方もできます。
同じ面を見ているとしても、表現方法1つで良くも悪くもなるということです。

同様に、好きなものを書き出してみる、あるいは褒められたことや長く続いた興味について書き出し、自分を分析するという方法も試してみてはいかがでしょう。
味方を変えたり、考え方を変えるだけで自分の長所が見えてくることがあります。
どうしても見つからないという場合には、てっとり早く周りの人に聞いてみましょう。
自分では気づけなかった発見があるかもしれません。

長所は「行動」と「思考」の2パターン

長所には行動、思考の2パターンがあり、行動についての長所とは、自分がなにかアクションをおこすときに標準レベルよりも優れていることを意味します。
積極性がある、社交性がある、実行力がある、自分で考えて動くことができる、人を楽しませることが好き、といった具合です。

思考についての長所とは、物事に対する考え方が標準レベルより優れているということになります。
ポジティブである、明るい、冷静、相手を思いやる、真面目、気持ちをすぐ切り替えることができるなどが考えられます。
思考についての長所の場合、言葉で説明する際には具体的なエピソードを盛り込むとわかりやすくなりますので上手に表現してみてください。

長所を見つけるポイントとは

長所を簡単に見つける方法として、「人から褒められた経験」や「自分の得意とすること・長く継続できていること」、そして「つねに心がけていること」があります。
長所を面接官に伝えるときには、自分の長所を掘り下げて上手に伝える必要がありますので、この3点にポイントをおいて長所を探してみてください。
そうすることで、エピソードとして紹介もしやすくなりますし、長所から志望動機、将来どのようになりたいかなど具体的に回答することができます。