水道光熱費の節約を試してみる

コロナ渦の中・私たちでもできること

一進一退の攻防が続く、新型コロナウイルス対策ですが、私たちの生活も一変し、かなり不自由な暮らしを強いられている方も多いのではないでしょうか。
不要不急とは言いますが、学生や社会人の中には、そのような状況下でも、どうしても外出しなければならない方もいらっしゃいます。

こうした世界的な経済停滞の中、景気の波とともに収入低下が危ぐされていますが、こうしたコロナ渦のなか、私たち個人の間でも、できることは多いかと存じます。
先行きが不安といった方も多い中、まずは家庭内で、水道光熱費の節約を試みるということも、そうした対策の一つとして、有効な手立てなのです。

倹約とケチは違う

よく、倹約を心がけている方がいらっしゃいますが、一方でケチ臭いなどと陰口をたたく方もいらっしゃいます。
根本的に、倹約とケチは異なるもので、何事にも節約を考え、必要最低限のものしか使用しない、あるいは利用しないという考え方は倹約家の考え方です。
一方でケチとは、単にお金を出し惜しみ、一切お金を使わないといた方がこれに当てはまります。

もちろん、倹約もお金を必要以上には使えません。
しかし、倹約家の場合、何かしらの目的があり、無用なお金の支出を控えるのであって、その目的や必要な事にはお金を払います。
一方でケチの場合は、とにかくつばを出すのも嫌といわんばかりに、お金を一切出そうとしない人のことです。

光熱費の節約方法

光熱費とは、電気やガス料金の事で、特にガスはプロパンやLPガスなど、地域によって利用可能なタイプも異なってきます。
また、地域によって料金は大きく異なり、特にプロパンガスは、LPガスの2倍ほどの使用料金がかかることを、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
光熱費の節約術としては、以下の方法を上げることができます。

『電気節約』
・電気はこまめに消し、使用していない電化製品のコンセントは抜いておく。
・契約アンペア数を下げる。
・電化製品をあまり使用しない。

『ガス節約』
・お風呂は時間をかけずに入る。
・節水タイプのシャワーノズルに換える。
・コンロの火は、なべの底よりも火を大きくしない。
また、電力やガス自由化により、プランの見直しも検討しましょう。

水道費の節約方法

水道費の場合、下水道費もかかるため、節水がなかなか難しいといいます。
炊事などに必要な調理や食器洗いの水、おふろやトイレの流し水、洗濯や掃除なども生活の上では欠かせないものです。
そこで水道費の節約方法としては、以下のような見直しが有効的です。

・おふろの残り水は、洗濯や掃除/トイレの流し水に利用する。
・シャワーは節水タイプのノズルに換える。
・食器などの脂汚れは、あらかじめペーパーなどで拭っておく。
・洗濯洗剤の量を減らし、すすぎを一回に抑える。
水道費も、地域によって差が激しく、水道料金の高い地域では、こうしたこまめな節約が有効な方法となります。